2009年06月22日
伊豆自然村キャンプフィールド
今週は伊豆の山間でキャンプ。蛍狩り&温泉をメインに金曜日に有給休暇を取り、2泊3日。伊豆は微妙に千葉から遠い。時間的には仙台あたりの感覚。梅雨も手伝って全体的に雨模様だったが、蛍と温泉は楽しめた。
このキャンプ場では7:30〜8:30の間、蛍鑑賞のため、消灯が行われる。キャンプ場付近にある鮎の養殖場の方がカワニナを養殖・放流してえさを増やし、自然に自生していた蛍を増やしたらしい。つまり半自然。上記の写真は高感度撮影の合成写真だが、高い確率でかなりの数の蛍の光が観ることができる。土曜日はすごい人だった。
いつものようにランドロックの設営から。平日に誰もいないサイトでゆっくり時間をかけて、サイトの設営をするのはとても楽しい。余談だが、妻にK10Dのピントが合わないとクレームが入ったので、PLフィルタをやめて、撮影設定もナチュラルな設定に戻す。併せてLightroomの現像設定も解除。
娘は大分活発に動いたり喋ったり食べるようになってきた。キャンプ場では目が離せない。
もう一人、目を離せない少年。時々、車にひかれないかと心配になる挙動をすることがある。
初日と2日目は晴れた。初夏も過ぎる頃。夏の伊豆は暑い。ランドロックもサイドとフロントパネルの跳ね上げで殆どオープンにして、快適に過ごす。最近日差しが強いのと、強雨が時折訪れるのでシールドルーフを購入した。
スノーピーク(snow peak) ランドロックシールドルーフ TP670SR
これがあると室内の温度がかなり違う。夏場でも全窓開放してシールドルーフを装着しておけば、かなり快適に過ごすことができると信じたい。やはり夏はタープが欲しい…。今回は雨が激しいという程は降らなかったのだが、雨漏りはなかった。前回の西湖キャンプの際には強い雨がノーマルの幕体をすりぬけて雨漏りしていた。
今回から朝食に、mizunon先輩に譲ってもらったトラメジーノを投入。手軽にサンドイッチパンを焼き焼きしてカリカリにできる。とろけるチーズを挟んで1分焼くだけでウマー。
のんびりのんびり過ごす。
息子が、上流の養殖所で「あゆのつかみどり」をやってきてびしょ濡れ。幕体に洗濯物を干す。素晴らしい風景。
今回はサワガニやら、バッタや蝶をつかまえてまたスケッチ。虫はかせになれるか。
娘は「まいまいまいん(クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!)」になる事が夢だと語っている。いつもまいまいまいんのOPを歌っている。こないだまでは「かーもね!はいっ!(リズム天国ゴールド:アイドル)」ばっかり歌っていた。妻の報告によると「プリキュアはもうちょっとおねえさんになってから」と言っていたらしい。
風に揺れる木々を椅子から眺めて、ボーッと過ごす。
そのうち子供が寝る。
起きる。
ボーッとしていると、息子がつかみどった鮎が焼かれて来る。
うめー
鮎を食べた後に、蕎麦を食べに、温泉に車で出かける。
メニューはこれだけ!
わさびがすばらしかった。私はわさびがあまり好きではないのだが、全部入れてしまった。このあたり、わさびがとれるのかも。
すばらしくうまかった。もう一度食べたい。
子供には勿体ない蕎麦かも。
サイトはE1とE6を推薦されたので、今回はE1にした。
土曜の夕方でこのくらいの混み具合。
サイトの近くに川が流れている。この川に蛍が飛ぶ。
お待ちかねの鑑賞時間前。この後ランタンを消す。
19:30から20:30に計ったように蛍が飛ぶ。
美しい。蛍を観ると完全に色々な事を忘れて何か不思議な感じになる。
ところで蛍の撮影にチャレンジしていると、蛍撮影の玄人の方に色々御指南していただいた。お名前を伺えなかったのだが多分、下記サイトのりゅうさん。素晴らしい写真なので是非ご覧頂きたい。
多分、偶々であったと思うがお持ちのカメラが PENTAX K10D ということで私と同じだったので、具体的な設定や撮影方法について教えていただいた。要点はこんなかんじ。
- 低ISOで解像するには撮影時間をバルブで5〜10分で調整 [K10Dの最大撮影時間は30s]
- NRは使わない [最近の中級機はNRが強制でかかるものが多い]
- Photoshopの比較(色)明 で多レイヤー合成
- 蛍の線を細くすることを狙う
- 蛍の光より背景を如何に写すかが写真の味としてのキモ
- (5を綺麗に撮るため)月の明かりがある日が適切
- 長時間露光はCCDの熱ノイズが乗るので後で除去必要
凄く面白かったのでクセになりそう。海水浴と同じく、毎年の恒例行事にするカモ。